城崎国際アートセンターで制作した作品を水戸芸術館(詳細こちら)で再演します。
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美術と音楽のライヴパフォーマンスで綴る 「うつくしいまち」のおはなし
イタリアで児童劇団を主宰する演出家であり、詩情豊かでユーモラスな作風が魅力の美術作家、ダリオ・モレッティ、そして既存の枠にとらわれない創作活動で注目を集める音楽家の野村誠、やぶくみこによるユニット「テアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ」が水戸にやってくる!
彼らは公演に向けて1週間、水戸に滞在し、町の風景や音と出会うためにさまざまな場所を訪れ、エッセンスを吸収し、子どもたちとクリエイティヴな音楽/美術ワークショップを行います。そして滞在最終日、水戸のまちで得たインスピレーションを活かして、即興から生まれた作品を上演します。個性豊かなアーティストたちが「音で描き、絵で奏でる」のはどんな物語なのでしょう。子どもも大人もご一緒に、ちょっぴりおかしくてあたたかい「うつくしいまち」のおはなしをお楽しみください。
8月5日 (日)
▼料金
【全席自由席】一般 1,500円 3歳以上12歳以下 1,000円 ●13:30開場 14:00開演
チケットの取り扱い
水戸芸術館
・エントランスホール・チケットカウンター
・チケット予約センター 029-231-8000
・ウェブ予約 https://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html
【共同演出・美術】ダリオ・モレッティ 【共同演出・音楽】野村誠、やぶくみこ
★関連プログラム①「こども・こらぼ・らぼ」2018 ・おんがくワークショップ「野村さん、やぶさんと音楽をつくろう!」 8月1日[水]11:00~16:00 対象:小学3~6年生(定員:15名) 講師:野村 誠、やぶくみこ 会場:水戸市植物公園
・びじゅつワークショップ「ダリオさんとお絵描きしよう!」 8月2日[木]10:30~12:00 対象:5歳~小学2年生(定員:15名) 講師:ダリオ・モレッティ 会場:茨城県立歴史館内 旧水戸農業高等学校本館
以上2プログラムの応募受付期間: 7月1日[日]~7月5日[木](応募者多数の場合は抽選)
※内容の詳細や応募方法は、当館のウェブサイトやSNS、「こども・こらぼ・らぼ」チラシ(6月下旬発行予定)にて順次お知らせいたします。
▼プロフィール
テアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ Teatro Musik Improvviso
日伊外交150周年記念の2016年に結成。淡路島、マントヴァ、兵庫県豊岡市、と行く先々での生活と出会いからインスピレーションを受け、創作・発表を行ってきたユニット。メンバーは、ダリオ・モレッティ、野村誠、やぶくみこの3名のアーティストと、コーディネーターの並河咲耶の4名。
ダリオ・モレッティ Dario Moretti
演出家/美術家/俳優。Teatro allʼimprovviso 主宰。イタリアのマントヴァを拠点に 1978 年に子どものための劇団を設立。子供たちの描く夢やファンタ ジーを題材に、美術、演劇、ダンス、音楽などのジャンルにとらわれず、コミカルかつ詩的な作品を 創作。イタリア国内・欧州のみならず、ロシアやブラジルのフェスティバルに招聘されるなど、世界各地で公演・ワークショップを行う。日本では沖縄のキジムナーフェスタや大阪のたこたんフェス タ、飯田の人形劇フェスティバルに出演。 舞台作品だけでなく、児童向けの絵本も数多く出版しており、著作はボローニャ国際児童図書展にも出展されたほか、絵本の原画展も積極的に行っている。 また、2006 年よりマントヴァで開催されている国際児童演劇フェスティバルの設立に尽力した。2016年には、テアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾとして同フェスティバルで上演を行った。
野村 誠 Makoto Nomura
1968年生まれ、京都大学で数学を、ヨーク大学大学院で音楽を学ぶ。箏曲、ガムランなど100以上の作曲作品があり、20カ国以上で発表。2006年度、NHK教育テレビ音楽番組「あいのて」を監修/レギュラー出演。昨年は英国ボーンマス交響楽団の「Cornwall Residency」ゲスト作曲家。2018年はマルセイユの演劇学校の講師、東華三院i-dArtの招聘で香港に3ヶ月滞在。アサヒビール芸術賞受賞。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事。NPO法人「芸術家とこどもたち」理事。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。著書に「音楽の未来を作曲する」(晶文社)ほか、CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)ほか多数ある。水戸芸術館では1995年「ジョン・ケージのローリーホーリーオーバー・サーカス」に参加。2002年に「音遊び/箏遊び」、2008年に「いいカモ、鍵ハモ!」というワークショップを行い好評を博した。 http://www.makotonomura.net/
やぶ くみこ Kumiko Yabu
音楽家/作曲家。1982年岸和田生まれ。京都在住。2010年ヨーク大学大学院修了(コミュニティミュージック)。ジャワガムランや様々な楽器を用いて、楽器の本来持つ響きや音色、演奏する空間を生かした作品を提示。ワークショップ参加者と共同で作曲した「きく、つかむ、はなつ」(2016)、箏とグンデル二重奏曲「ひとつのくちとみっつのみみ」(2016)他を発表。モモンガ・コンプレックスや世田谷シルクなど、舞台芸術の音楽も手がける。京都にて即興から音楽を作るガムラングループ ”スカルグンディス”主宰。ジャワガムランの持つ豊かな音色と楽器の持つ柔軟性を生かして、即興と作曲を軸とする音楽活動を展開。「待つ、ひらく、尊重する」をヒントに即興音楽を立ち上げ、新たなガムラン音楽と共同作曲の可能性を模索する。2018年はマルセイユの国立演劇学校にて講師、城崎国際アートセンターにて即興と作曲のワークショップを定期開催。 https://www.kumikoyabu.com/
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